マンションの雨漏りの原因はいろいろあります。屋上や外壁の老朽化によるものなのか、上階の水もれによるものなのかによって、その対応が大きく異なる為、まずは原因をしっかりと調査するようにすることが大切です。マンションの雨漏りを発見した場合には速やかに管理組合に連絡し、その拡大を防ぐ措置を講じてもらうことが先決になります。管理組合では上階の住人に確認したり、外壁や屋上の点検を業者に依頼するなどの対処をおこなってくれます。
この際に注意したいのは、決して自分で原因の調査を行おうとはしないことです。万が一上階に文句を言いに行ったりしてしまうと、相手に非があった場合にも大きなトラブルになりかねません。管理組合では原因を突き止め、その原因によって適切な対応をしてくれます。屋上や外壁など共用部分に問題が有った場合には速やかに修繕の手配をしてくれますし、上階の漏水などの場合には上階の住人に詳細を確認し、その原因によっては上階の住人に対し損害賠償などを請求してくれます。
この段階でも基本的に上階の住人と直接話し合うのは避け、かならず管理組合の人に同席してもらい話をすることが大切です。マンションの雨漏りは一般の住宅とは異なり、管理組合が全体の責任を負うことになります。万が一自分で解決をしようと不用意に行動するとすべての責任が自分に降りかかってきてしまう恐れもあります。マンションで雨漏りを見つけたら、まずは管理組合に相談することが大切です。
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